子育ての悩みや辛いこと
誰かに相談できていますか?

 

私は、ママ友的なのもいないし
子供がいる友達は近くにいなく
母親はすでに他界していて
夫の両親も遠く離れた場所にいて
相談できる人が身近にいるとは言いがたい状況です。

 

本当に子育て辛くて、不安もあって
どうして良いかわからないとき
誰かに話を聞いてもらったり
相談することは本当に大切だと思います。

 

うつ状態から脱出することができたのも
そのおかげだと思っています。

 

今回は
子育てについて相談できる場所や大切さなどを
ご紹介したいと思います。

 

初めてづくしの育児の日々!
ネット掲示板にすがる思いで覗いてみたものの・・・

 

 

私ははじめての出産で、はじめての子育て

 

なのでもちろん、夫もはじめての子育てでした。

 

こちらは、普段から育児書を読んだり
ネットで調べたりしていたものの、夫の方は
特にそんなことをする人間ではなく

子育て中も、例えば
離乳食ってもうはじめて良いのかな」
「日中にこんなことがあったんだけど、大丈夫なのかな」
と聞いても「さあ」の一言。

 

少しは一緒に考えろよ
と言いたくなるほどアッサリした答えでした。

 

わからないのはわかります。

 

わからないのはわかるけど
少しは興味を持った
返事の仕方があるだろうなどと
夫にもイライラする毎日。

 

「母親(私)がわからないことが、
(日中一緒にいない)自分がわかるわけがない」
というスタンスだったんです。

 

これが悪循環にもなって
私は子供に対しても夫に対してもイライラしっぱなしの毎日でした。

 

ネットの掲示板が怖い

とりあえず

今はスマホインターネットという
便利な情報時代なので
わからないことや
同じ悩みを持っている人がいるだろうと
すぐに調べていました。

 

やはり、同じ悩みを相談している人がいて
ヒットするとこれはこれで安心していました。

 

そして、その悩みをタップすると
大体子育てについての悩みを相談する掲示板が
表示されるんですよね。

 

で、その回答を読むんですが
大体「私の子の場合は」
で皆さん回答してくださっています。

 

「うちの子もそうだったから、大丈夫だよ
という趣旨で安心もしますが
時々質問者に対しての内容に

「そんなことをするからいけない」
「自分のことばかり考えて子供のことを考えていなのでは」
といった、否定的な回答をしているものもありますよね。

 

私は、これが怖くて書き込むことはできませんでした。

 

本当に
受け入れてくれる意見も厳しい意見も
求めている方ももちろんいるでしょう。

 

でも中には、ただ
「大丈夫だよ」
といってほしいだけの人もいると思うんです。

 

ですが、そんな意図は
ただの文字で見る限りですからわかりませんよね。

 

否定的な返信を見て
もっと落ち込んでしまう人もいるかもしれません。

 

勿論
励まされている質問者の方もたくさんいました。

 

励ましの言葉をたくさんもらって
「私もそうだったよ」といってもらって

「そうなんだ、自分だけじゃなかった、よかった
と乗り越えている方もよく目にしていました。

 

でも、もし
落ち込んでいるときに私が書き込んだとして
「それはあなたが悪い」
ような返信を見たらもっと落ち込む上
「私が悪いんだ」
と自分をせめて

どんどん気持ちがどん底になっていってしまう
と思って怖いのです。

 

なので、そんな気持ちのときは
書き込まないと自分的ルールを定めています。

 

掲示板などで相談する時は
欲していない回答が時には来るかもしれない
ことを覚悟した上で尋ねるべきだと思います。

 

結局匿名ですし
発言に対しての責任はないわけですから
そこはきちんと理解して
わりきった上で利用した方が
こちらも余計な傷をつかずにすむ
というのが私の意見です

 

ひとりで無理をしないのがコツ!
同僚や子育て支援センターをうまく利用!

 

 

私がつまるところ
相談しているのは元職場の同僚です。

 

子育てをしている人や
し終わった人がほとんどで
私が妊娠中の時から
いろんな人がいろんな事を
アドバイスしてくれて、教えてくれました。

 

なので、本当に辛くなったときは
気分転換もかねて職場に行き
色々な人に色々なことを聞きました。

 

「食べ物で遊ぶんだけど」とか
「このくらいの時、離乳食どうしてた?」とか
「おとなしく椅子に座っていないんですけど普通ですか」など。

 

本当に、ちょっとしたことが気になっている

ことも相談できますし、顔を合わせて

話しているので、こちらがいかに

深刻になっているかというのも伝わるみたいです。

 

軽く遊びにいって聞くときは
相手も軽い感じで笑いながら答えてくれますが
私が本当に辛くて行ったときは
違う人が子供をあずかってくれて
違う人がその間に私の相談を聞いてくれました。

 

昼休みにも関わらずありがたい配慮です。

 

顔色や声のトーン
どれだけ参っているかが伝わるんでしょうね。

 

だから、相談は顔を合わせて
あるいは実際の声でした方が良いんだな
とその時思ったのです。

 

子育て支援センターを利用する

私は人見知りが激しいので、知っている人ばかりがいる

元職場に行って相談できましたが、違う同僚は近所の

保育園が行っている、子育て支援事業の一貫である

プレイルームの解放を行っているところに

行っていたそうです。

 

私も誘われて一度いきましたが
子供と遊ぶ気分転換にもなり
他の子とふれあうこともでき
保育士さんが常駐しているので
色々な相談もできるようになっています。

 

例えば
「ほっぺが赤いんだけど何か塗った方が良いか」
という相談から
「寝返りができるようになるコツ」
といったアドバイスもしてくれていました。

 

それに、子供は
子供同士でふれあうと
違う顔を見せてくれたりします。

 

私の息子は
大人だと人見知りをしてフリーズするのに
子供がひとりいるだけで
とても興味ありげに視線で追ったり
追いかけようとしたりしていました。

 

そういった面でも
プラスになることは多いかもしれませんよ。

 

鬱にならない為のルール!?
相談できる間口をひろげ、一人で抱え込まないで!

 

 

場所にもよるとは思いますが
私がお世話になった産院では
「産後で何か困ったことやわからないことが
あったらすぐ電話くださいね」
と言ってくれました。

 

個人病院ではなく
大きな総合病院なのですが
産んだ後そんなことまで対応してくれるんだと
感動したものです。

 

助産師さんがずっと居るので
誰か彼か相談には乗れるとのことで
訪問相談もOKなようで
「面談室」というのが設けられていました。

 

新生児だと
「乳児」「幼児」とは
少し勝手の違う部分がありますからね。

新生児のときや
産後の体について
不安なことがあって相談するのであれば
産院に相談してみた方が良い場合もありますよ。

 

ちなみに私は
母乳がとても出ておっぱいが痛い
という相談をしに行きました。

 

本当に痛くて寝られないときもあったからです。

 

乳腺炎にはならなかったのですが
搾乳しても痛いので
何か良い方法はないか聞きに行ったら
「おやつと揚げ物を我慢しなさい」
母親が言いそうな事を言われて
しょんぼりして帰ってきました。

 

ちなみに、授乳後のなんともいえない
「甘いものが食べたい」気持ちを我慢したら
本当に楽になりました。

 

数日しか我慢できませんでしたが。

 

行く気にもなれなければ電話相談もある

国が事業としてやっているものや
民間の団体
あるいはベビー用品・食品の制作会社などが
独自に無料で電話相談を行っているところがあります。

 

24時間365日いつでも対応のところもあれば
平日しかやっていないところもありますが
無料で気軽に子育ての悩みを相談できるのは
嬉しいですよね。

 

子育て相談ではなく
病気の相談
誤って飲み物を飲み込んでしまった時などの
相談を受付する救急センターの電話相談
別に設けられています。

 

病院を受診するべきかどうか迷ったときや
一体何の病気が疑われるのかなどわからない時に
利用すると子供が病気で苦しんでいる時の
対応の助けになるかもしれません。

 

夜中や祝日など
病院がやっていないときに限って
熱を出したり病気にかかる子供。

 

そんな困ったに応えてくれるありがたいシステムです。

 

    まとめ

 

 

私はいつも一人で悶々としていたので
もし元職場の環境に恵まれていなかったら
相談する相手も居らずに
どうなっていたか想像もつきません。

 

相談出来るのなら勿論ですが、
もし近くに話を聞いてくれるような友人が居るのなら
それでも構わず悩みや辛さを聞いてもらうべきです。

 

その友人に子供が居なかったり
子育て経験がなかったとしても
話すだけでとても楽になりますし
聞いてもらうだけで安心することだってあります。

 

私の場合
子供が居る友人は遠方のため
近くの友人に子供がいる人は居ないのですが
それでも話せば楽になりますし
ストレス解消にもなります。

 

友人も聞いてくれますし
子育てだけではなく生活や仕事の愚痴も言い合います。

 

一人で悩んで、抱え込んでしまうのが一番
自分にもストレスがかかって
悪循環に陥りやすくなってしまうのだと実感しました。

 

子育ての悩みって
悩みに対する明確な答えが欲しいのも勿論ですが
「そうだよね、大変だよね」
という同意が欲しいのもあると思うんです。

 

「みんな同じだよ」
「あなたは頑張ってるよ」
肯定されるだけで自信が付くんです。

 

もし、子育てで悩んでいる人から相談を受けたら
「自分は子供が居ないから」
と突き放すのではなく
話だけでも良いので聞いてもらいたいです。

 

そうなんだね」
「それは大変だね」
だけでとても心が軽くなるのです。

 

子育ては母親が一人で抱え込んでするものではない
と私は思っています。

 

誰かを巻き込んだって
良いじゃないでしょうか。

 

自分だって、他人だって
誰かの助けを借りて生きているんです。

 

とりわけ、産後は体もボロボロ
寝不足の毎日でホルモンバランスは崩れ
心がすさみがちです。

 

産後うつにならないためにも
一人で抱え込まずに悩みを打ち明けて
まだまだ続く子育てを頑張っていきましょう!