「男の子は宇宙人だよ。何考えてるかわからない」
と、女の子二人のお母さんである知り合いに
言われたことがあります。

 

「親戚の子が男の子なんだけど、会うたびに意味がわからない」
「うちは女の子二人だけど、自分も妹しかいないし
もし(自分の子供が)男の子だったら
育てられなかったかもしれない」とまでいわしめた、男の子。

 

そんな私は、男の子の子育て真っ最中です。

 

まだ、赤ちゃんだったときには
男の子も女の子も変わらない様なしぐさや行動をしますが

1歳を過ぎたあたりから「男の子だなぁ」

思い始めることが多くなりました。

 

反抗期思春期などはまだまだの息子ですが
すでに私が感じている
「男の子って大変だなぁ」
と思う子育ての瞬間をご紹介したいと思います。

 

必殺オムツ替え!?
男の子だからできる上手な交換方法はこれ!

 

 

 

私の元同僚で息子より4ヶ月後に生まれた

女の子をもつお母さんが今でも時々会っては

遊ばせていますが二人ともずりばい・ハイハイ

時期からすでに男女差を感じていました。

 

もちろん、性格環境にもよると思うのですが
息子は動く!とにかく動く!

で女の子のお母さんも「これは目が離せないね~」

苦笑する始末。

 

特に苦労していることが、オムツ変えです。

片手で足を持ち上げ、片手でおしりをふきますが
このオムツ替えを嫌がり、とにかく

体をそらせて脱出を試みます。

 

片手で足を掴み続けることが出来ず、
バターンと足が落ちてオムツの上に落ちたときにはもう
「動かないでぇえ!」と叫んでいます。

 

好きなおもちゃを与えてみる
などのこともしてみましたが、
結局それを両手で掴んで立って遊びたいから
余計にぐずるようになってしまったので、
うちの息子には向きません。

 

色々と苦戦した結果、男の子だから出来る

上手なオムツ替えの方法をご紹介します。

 

(女の子の場合はおしりをふく方向に決まりがありますよね。
「男の子だから出来る」というのは、
男の子はとりあえず汚れた部分を全部拭けばOKですから、
外出先、オムツ交換台でも暴れる子向けですよ、という意味です。)

 

まずは、普段やっている方法を。

 

とりあえず子供を寝かせて
自分は体育すわりのような格好をとります。

 

両手を自分の足で踏むように押さえます。

 

そうすると、寝返りが出来ません。

 

その間に、片手で足を押さえながらおしりを拭いて
オムツを交換します。

 

これから、寝返りをし始めた頃からやっている

方法なのですが、だんだんと力が

強くなってきて、ちょっと油断していると

抑えきれなくなるときがあります。

 

そんな時は、病院で教えてもらった方法をとっています。

 

赤ちゃん用の鼻水を取る機械がありますよね。

 

あれをしようとすると
暴れて仕方が無いときに使う方法です。

 

子供を寝かせ、自分は子供の頭のほうに

正座をして座り、頭を自分の足の間に挟めます。

 

正座している足の下に子供の手を置きます。

 

そうすると、足はバタバタしますが

上半身は固定され、鼻水を吸うことも

出来ますし、歯磨きの仕上げを嫌がる場合にも

無理矢理ですが行うことが出来ます。

 

さらにそれを応用すると
反対側から足を掴んでおしりを拭いて

オムツ交換が出来ます。

 

嫌がられても、汚れたオムツを交換しない

わけにはいかないですよね。

 

終わってしまえばケロリとしているので
私はしっかりと抑えてちゃんと拭いたり

磨いたりしています。

 

赤ちゃんのときからの交換方法では、
とても抑えきれないほど力が付いてくるんです。

 

試してみてください。

 

性別でこんなに違う!?
発想の転換が乗り切るコツだったということ!

 

 

これもよく男女比較されることですが
私の息子よりも大きなお子さんを持つお母さん達は

 

「女の子は大きくなってくると口が達者になる」
「男の子はその点単純で可愛い」
「でも大きくなると男の子は冷たい…」
と、口をそろえて言って来ます。

 

「でも、どっちも可愛いよ!」という結論にはなりますが。

 

私も実際妊娠中、子供の性別がわからないときは

 

「男の子だと成長したときに反抗期とか大変そうだしなぁ」
「女の子はよく喋るからイライラしそうだけど
大きくなったら楽しいだろうなぁ」
なんて色々と性別で偏見よりの想像をしていたものです。

 

息子が成長していくにしたがって
行動範囲が広がり
いたずらもエスカレート

 

本人はいたずらの気持ちではなく
ただの好奇心なのだとわかっていますが
いつも「コラ!」と怒ってしまい
自分でも嫌になってしまうことがあります。

 

すでに数知れず怒りまくっている私ですが
「どうして怒っているのか」がわからなくて泣くことがある
育児書や子育てサイトで見たのを

 

なんとなく覚えていて、「これを触ったら危ないからダメだよ」
「これはパパの大事なものだから触ったらダメだよ」
などと言い聞かせるように叱っていたのですが
ニコニコしたまままったく聞いている様子がありませんでした。

 

もしかして、それって
もう少し大きくなってからやるべき叱り方なんじゃないか?
と最近気づき、とにかく危ないものに触ったときは
「ダメ!」と低い声で言うようにしました。

 

そこに理由説明はありません。

 

とにかく本気で怒ります

そうすると、「やってはいけないことをした」

と理解するらしく、「ダメ」なことをするのをやめ

半べそをかくようになりました。

 

声を出して泣くわけでもなく
じんわり涙を浮かべてこちらを見ている目を見ると
「怒りすぎたかな…」内心反省するのですが
そこでにっこり笑ってしまうと効果は台無し。

 

子供も笑い返してくれて
また「ダメ」なことをするので
その場から離れるまで怒った顔をやめません。

 

ようやくやめて
違うものを触り始めたときに頭をなでて
褒めることにしています。

 

私の息子の場合は
まだ年齢的なものもあるかもしれませんが、男の子

叱るとき、漠然と怒るのはあまり伝わらないそうです。

 

例えば、ご飯を食べているとき
「ちゃんと食べなさい!」と言っても
「ちゃんとって何だ?」となるようで
「遊ばないで食べなさい」など具体的に叱ると

何が「ダメ」なのかを理解してくれやすいみたいです。

 

それを覚えていて、
具体的に叱っていたのですが、
小さいときにはまだ早かったようです。

 

今はとにかく「ダメ」を覚えてもらう時期

なのだとわりきって、具体的なお叱りは
もう少し後にとっておこうと思います。

 

まぁ、出来るだけ叱りたくは無いんですけどね。

 

 いたずらは好奇心の塊とある程度目をつぶる

 

息子が自分で歩けるようになら
行動範囲もぐっと広がってから
息子のやることなすことすべての「いたずら」
毎日イライラしていました。

 

毎日こんなに怒ってばかり…。

 

今日も怒りすぎたな…。

 

なんて反省しても、
また次の日には怒ってしまうんですよね

 

ある日、姉と私、息子三人で実家にいたら
今までみたことのないものが沢山あって
興奮したのでしょうね。

 

息子は、私たちがちょっと目を離した隙に
ティッシュを出し放題、リモコン食べ放題
ジュースこぼし放題、引き出しだし放題と
まさにやりたい放題でした。

 

毎回、見つけるたびに怒ってはとりあげるのですが
そのたびに「う~!」と泣きそうになる息子。

 

それでも私はずっと怒り続けていました。

 

すると姉が、「○○は悪くないよ。そこに置いとくのが

悪かったんだからね」フォロー

 

そして、「子供なんてそんなもんだよ。わかるけど

そんなに怒るんじゃない」と私に一言

 

そうか…置くほうが悪かったのか…
と素直に納得するほど私の頭は冷えて

いなかったのですが、家に帰ってから

確かにそうだよなぁ」と思うのです。

 

私たちにとってはすべてが「いたずら」ですが
本人にはそんなつもりは一切無いんだろうな

と思うのです。

私を困らせるためにやっているわけではない。

 

ただそこに、好奇心だけがあるのでしょう。

 

白いピラピラしているものが気になったから取ってみた。

 

取ったのに同じような白いピラピラがまた出てきた。

 

取ったらまた出てきた!
という不思議すぎるティッシュ
「何これ楽しい!」と興奮して全部出しちゃうんでしょう。

 

母親としては「やめてくれ」の一言ですが。

 

私のおしろいをぶちまけた時もありました。

 

沢山の粉にまみれながら、指の跡が付く粉で
楽しそうにテーブルにお絵かきをしていました。

 

その時は怒る気力もありませんでした。

 

そんなことが続いて、私は何かの境地に

達したように、「この時期は仕方ないな」

と思えるようになったのです。

 

悪意を持ってやっているのなら
それは本当に「いたずら」であり
しかるべき対象でしょう。

 

でも、ただの好奇心「何だこれ?」
それを知ろうとしている気持ちを
頭ごなしに怒るのはなんだかもったいないな
という気になってしまいました。

 

勿論、お店に行って、商品を勝手に触ったり

食べたりするようなまねは一切させません。

 

ですが、家にいるときや公園など
「他人に迷惑をかけないこと」
「本人・他人が危なくないこと」以外は、
見守る程度にとどめようと決めたのです。

 

そして、ティッシュの無限出しなどの
「やってほしくない」ものはすべておかないようにし
触って欲しくないものもすべて片付けました。

 

おかげで家の断捨離になりました。

 

私も沢山イライラして、沢山怒ってきました。

 

なので、私が言えたことではないかもしれませんが
ちょっとしたいたずらは、
「好奇心を育ててやろう…」
という気持ちで見守ってはどうでしょうか。

 

ちなみに、男の子に限ったことかどうか

わかりませんが、いい意味で「単純」

な息子は、結構他のものを楽しそうに

してみせると、あっさりと心変わりしてくれるものです。

 

オムツ替えに逃げていたのに
楽しそうにスーパーボールを転がしたら近づいてきたり。

 

リモコンを取り上げられたくなくて奇声を

発していたのに、新しいナベのフタを

ヒラヒラさせるとリモコンを投げ捨てたり。

 

お風呂だよと裸にされても嫌がって逃げたのに
楽しそうにお湯を出して水遊びしている風にしていたら
目を輝かせて寄ってきます。

 

好奇心を利用すると
嫌がったり逃げたりすることも
意外とすんなりやってくれるかも?

     まとめ

 

 

男の子の悩みについてご紹介しました。

 

これから大きくなると、
イヤイヤ期や魔の二歳児、反抗期と困ったことが

沢山あるのかと思うと頭が痛いですが

 

これもまた成長のひとつなのだと寛大に

構えたい、というのがまだ経験していない

私の今からの心構えです…。

 

今までイライラしていたことも
発想の転換というか、見方を変えると
意外に乗り切れることがあるんだよ~
というお話をご紹介したかったです。

 

今しかない時期を
暖かく見守りながら成長を楽しみにしたいですね!