辛い妊娠期間を経て、ようやく待ちに待った赤ちゃん。

 

待望の赤ちゃんが生まれて
新しい家族との生活がはじまります。

 

でも、思ったより大変だった…
とにかく辛い…
と、悩んでいるお母さんも
少なくないのではないでしょうか。

 

思い描いていた理想とは違う現実に、
育児に対しての不安や疲れがありませんか?

そんなお母さん達が直面するお悩みを
少しでも解決できるように
体験談を交えてご紹介していきたいと思います。

誰でも最初は分からない!?
新生児の育て方で夫婦共々とまどう日々。

 

 

 

初めての赤ちゃんと出会ったその日から
自分達はママになりパパになります。

 

初めての赤ちゃんならば
ママになるのもパパになるのも初めてで
戸惑うことばかりですよね。

 

妊娠中、雑誌やインターネット
色々と調べて心構えをしていたつもりでも
いざ赤ちゃんと接すると
なかなか情報通りには行かなくて
困ることも多いと思います。

 

新生児とは生後28日未満までの赤ちゃんを指します。

 

大体、一ヶ月になるまで、と覚えていると良いですね。

 

産院でも言われますが
一ヶ月健診でOKが出るまでは外出は母子共に控えましょう。

 

私も、初めての出産・育児ともあり
妊娠中はとにかくネットや雑誌などから
事前に心構えや必要な知識を蓄えようと
空き時間の殆どをそれに費やしていました。

 

ですが、色々と読んでいた割には結局
「その子による」ので、基本的なこと以外は
あまり役に立たなかった気がします…。

 

例えば、授乳。

 

新生児のときには、2~3時間の間隔で授乳
と書いてあるものが殆どです。

 

勿論、個人差があるということを理解していても
「あれ、3時間経ったけど欲しがらない」
「1時間半でもう欲しがってる…」
なんてことは日によって違ってざらにありました。

 

そのたびに困惑し、「これでいいのかな」
常に不安に思いながら授乳していました。

 

初めての出産・育児であれば
育て方がわからないのは皆同じで
悩んでいることも似たり寄ったりだと思います。

 

特に新生児のときは、何もかもが本当に初めてすぎて
どうすれば良いのか、育て方がわからないと思うこともあるでしょう。

 

今、1歳前になる息子を育てて
新生児のときのことを振り返って言えることは
「新生児はわかりやすかったな」です。

 

勿論、これも個人差がありますが。

 

新生児期を過ぎた後は
泣く・ぐずる要因が新生児期に比べてとても多いのです。

 

私の子供の新生児のときの場合
まず泣いたら「おなかがすいた」でした。

 

それでも泣くのならオムツを交換。

 

ただ、私の子供の場合は
「服を脱がされると嫌」な子だったので
オムツを替えるために服を開いたり
オムツを開けると泣きました。

 

なので、「オムツが汚れているから泣く」
という新生児のあるあるには一切当てはまりませんでした。

 

ウンチをしていても、取り替えようとして
オムツを開けると泣いていました。

 

「オムツが汚れて気持ち悪い」
に勝る不快感が彼にはあったようです。

 

これもまた個人差ですよね。

 

「オムツが汚れて泣くなんてのは嘘だ…」
と思いながら、慌てて服を着せたものです。

 

おなかはいっぱい、オムツも大丈夫
であればあとはもう「ねむたい」しかありません。

 

むしろ新生児のときは、「空腹」「オムツ」「眠い」
究極論それしかないと思います。

 

初めての子育てで、育て方がわからないと
戸惑ってしまうかもしれませんが
案外どうにかなるものですよ。

 

どうすれば良いのかは、赤ちゃんが泣いて教えてくれます。

 

勿論私も最初は戸惑い「なんで泣いてるの?」
「喋れれば良いのに」と思っていました。

 

きっとみんなそうだと思います。

 

でも、振り返ると思います。

 

すぐに対応できなくても良いのです。

 

「授乳じゃなければオムツ、オムツじゃなければ眠い」
と、ひとつずつ心当たりを消化していくことで
必ず泣き止んでくれます。

 

新生児の夜泣きは殆どがこの欲求で
この頃はまだ「理由もなく泣く」
夜泣きは起きないそうです。

 

あまりの授乳間隔につらい時期でもありますが
「すぐに泣き止ませなければ!」と、焦らず
そしてあまり力まずに関わってあげてください。

 

そのほうが子供にも、そしてお母さん自身にも楽になれる心構えです。

 

とにかく辛い寝不足!
新生児の育児で一番つらい時にどうするか。

 

 

子供が新生児だったころ
本当に2時間おきに泣いていたので
「早くまとまって寝られる時間が欲しい…」
普通とは少し違う意味で子供の成長を心待ちにしていました。

 

私はしっかりと睡眠を取れないとダメな人間だったため
授乳のたびに起こされまとまった睡眠が取れないことが
本当につらくて、ストレスでした。

 

元々、色々と調べて
「新生児の授乳は2~3時間」というのを覚悟していても
「わかっていたけどつらい」とずっと思っていました。

 

しかも、新生児のときは子供も吸う力が弱くて
うまく授乳できなかったり時間がかかったりして
余計に寝る時間が少なくなってしまいますよね。

 

新生児の育児の寝不足は本当につらい。

 

少しで良いから長く寝たい。

 

日中少し寝られたとしても、他に沐浴させたり
洗濯したりとやらなければならないことも多いので
結果やはり寝不足なんですよね。

 

つらいときは家族に頼ろう

週末でも良いですし、旦那さんが休みのときや
もし両親に頼れるのであれば、子供をお願いして
自分はちょっと寝かせてもらいましょう。

 

そして、寝かせてもらうときは
ぐっすり眠るために下準備(?)をすることをオススメします。

 

どうしても、子供が隣にいたり同じ部屋だと

泣き声が気になって起きてしまいます。

 

産後、どんなに疲れていても起きてしまう。

 

不思議と母親の体ってそうなっているんですよね。

 

なので、完全な別室か、一軒家なら
一階と二階に別れるなどして
本当に泣き声も聞こえないシャットアウトした状態で
寝ることをお勧めします。

 

逆に、どうあがいても聞こえない部屋に居ると
「何も気にせず安心して寝られる」
こちらも落ち着いて寝ることが出来ます。

 

私は4時間程度しか寝られませんでしたが
それでもだいぶスッキリしたのを覚えています。

 

あともう一点注意していただきたいことがあります。

 

それは、「母乳の方」母乳が出ている方は
寝る前に授乳させるか搾乳して
しっかりと母乳を出しておくことをお勧めします。

 

やはり、体は2~3時間程度の授乳リズム
合わせて動いているので、あまりにも長く寝てしまうと
人にもよりますが胸がパンパンに腫れてしまいます。

 

私はものすごく母乳が出たので
少しでも搾乳をサボると岩のように硬くなり
じんじんという痛みがずっと続いていました。

 

せっかく長く寝かせてもらえる時間でも
おっぱいが張って痛くて起きたこともあるくらいです。

 

なので、母乳がそれなりに出ている方も
搾乳はしっかりして眠りましょう。

 

でないと、痛くて起きるなんてもったいなくて
とても後悔してしまいますよ!

 

育児の手抜きもたまにはオッケーに!
新生児の育児で学んだこと!

 

 

 

先にもお話しましたが
私は母乳がものすごく出てくれたので
ミルクの必要などありませんでしたが、時々ミルクに頼っていました。

 

それは、夜中。

 

夜中の授乳は、「今日は眠りたい」
と思ったときミルクに変えていました。

 

母乳のほうが消化が良いので
授乳間隔がミルクに比べて狭いのです。

 

なので、ミルクにすると腹持ちが良いので
「少しでも長く寝ておくれ…」
という気持ちでミルクをあげていました。

 

すると、母乳よりはほんの少しですが
長く寝てくれることがありました。

 

子供には母乳が一番良いとわかっていたので
母乳がしっかり出ているのに申し訳ない
と言う気持ちはありましたが
「このまま寝不足で私がこれ以上具合が悪くなったら
この子の面倒を見る人がいない」
と割り切って、時には自分を優先していました。

 

基本的には赤ちゃん優先になるのは当たり前だと思います。

ですが、面倒を見ている自分が倒れてしまっては
元も子もありませんよね。

 

ですから、つらいときは無理をせず
自分を優先する方法をとっても良いと思うのです。

 

すべて手抜きをするわけではありません。

 

自分が辛くない程度に楽をすることも必要です。

 

何もかもすべてにベストを尽くそうとして
行き詰まっては本末転倒ですから
赤ちゃんもそして自分も大切にしながら子育てしましょう。

 

お母さんに余裕が出来ると子供にとってもプラスになるんです。

 

家族に頼んで自分は少し休む。

 

多めに肌着を買っておいて
1日くらい洗濯をサボっても大丈夫な状態にする。

 

夜だけミルクにして自分も赤ちゃんも長めに眠る。

 

母乳のためには色々食べないといけないとわかっているけど
料理する元気がないので夜だけでも買い食い。

 

勿論、ミルクをあげていても
早く起きてしまう赤ちゃんもいるでしょうし
洗濯はこまめにしたいお母さんもいると思います。

 

私は私なりの手抜き方法があったので
きっと皆さんにも出来る手抜きがあるはずです。

 

「子供のため」にも、自分が楽できる
良い意味での手抜きをして
つらい子育て時期を乗り切りましょう!

 

      まとめ

 

 

新生児期の子育てについてご紹介しました。

 

・ 「個人差」は本当に大きい

雑誌やネットの情報は、振り回されない程度に・ほどほどに

 

・ 赤ちゃんの泣く欲求は、焦らず消去法で解消!

 

・ 寝不足が辛いときは何かを頼ったり
手抜きできる部分は手抜きする

 

・ 手抜きは悪いことではない
お母さんの余裕が子供にもプラスになる

 

今思えば、今しかない新生児期を
もっと余裕を持って過ごしたかったな、と後悔しています。

 

初めてだったので仕方がないのは当然ですが
とにかく寝不足が辛くて「早く成長して長く寝てくれ」
とずっと思っていましたが
1歳前になった今では「新生児のときが懐かしい…」
と動画を見ています。

 

動画を見ている間に、息子は棚からみりんをひっぱりだし
化粧台からクリームを落とし
本棚の本をすべてぶちまけ床によだれが点々と落ちています。

 

動き出すとあっという間、というのがよくわかります。

 

新生児のときにしかない反射もありますよね。

 

例えば手の中に指を入れるとぎゅーっと握り返してくれる。

 

あんなに可愛いのも今だけです。

 

存分に手の中に指を入れて握ってもらいましょう。

 

新生児のときは、お母さんの体も回復途中な上
慣れない子育てと寝不足
そして産後のホルモンの変化のせいもあり
何かと余裕がなく辛いという気持ちが先行しがちですよね。

 

ですが、新生児期はたった1ヶ月

 

辛いことが沢山あると思いますが
今しかない可愛い時期を是非楽しんでくださいね。