子供が生まれてから、特に一軒家に憧れることが多くなった私は
現在、1歳になる息子を子育て中です。

 

今住んでいるところは、2LDKの賃貸アパートです。

 

息子はいたずら盛りで、物と物を叩きつけて遊ぶことが大好き。

 

上から物を落とすのも好き。

 

備え付けの棚に上るのも好き。

 

紐のついたおもちゃを引きずりフローリングを駆け回ります。

 

リビングの半分に子供用のマットを敷いて
遊びスペースにしているのに、あえて何もない
フローリングめがけてダメージを負わせるのは何故なのでしょうか。

 

さて今回は、そんな激しい動きが絶えない、小さな子供の
子育てをするにあたってオススメの間取り
そのポイントをご紹介していきます。

 

 鉄筋か、木造かで運命が決まる!?失敗しない物件の選び方のコツとは?

 

 

 

私たちが住み始めてから、いえ
息子が生まれてから、とにかく床のダメージが大きく
退去するときに修繕費を請求されるのではないかと
今からヒヤヒヤしています。

 

傷だらけのフローリングを見て、ついつい床に傷をつけるような
ことをすると怒ってしまいます。

 

とまあ、部屋の中のことはどうしようもないのですが
私たちが今住んでいるアパートで正解!だったのが

軽鉄筋の物件だったことです。

 

鉄筋だと、夏なんか暑そう…という軽い考えだったのと
家賃がその分高くなるのがネックでした。

 

今の物件を借りるとき、まだ息子は生まれていませんでしたが

私が前に一人暮らしをしていたアパートが
とにかく隣と上の階の音が気になっていて
「今度選ぶときは音がなかなか聞こえない物件にしよう」
と決めていたのです。

 

元々、小さな物音でも起きる私は、とにかく静かな環境を
求めて借り始め、後に結婚し夫と一緒に住むことになったのですが
これがたまたま功を奏しました。

 

今まで住んできたアパートはすべて木造でしたが

現在住んでいるアパートは全然音が聞こえません

 

多少の足音や物音は時々感じますし、ドスンドスンしていたら
「引越しかな」と言うくらいはわかりますが

人の話し声、物音、足音が殆ど聞こえないのです。

 

こちらが聞こえない、ということは
向こうも聞こえない、ということ。

 

そう、息子が夜泣きをしているときにとても助かったんです。

 

私の部屋のお向かいさんのところも、小さな男の子二人が
住んでいるのですが、まったく声が聞こえないのです。

 

玄関で泣いているとドアが1枚なので泣き声は聞こえてきますし
窓を開けると聞こえてくるので、泣かないお子様達ではない様子。

 

なのに、全部締め切っているとまるで聞こえず、本当にまれに
気にならない程度に、家の中を走り回る音が
「トタトタ…」と聞こえるくらい。

 

木造と比べて、まったく音が聞こえないんです。

 

息子は抱っこしていないと寝ない子で

起きている間は泣き夜中も泣き
大きくなった今は奇声を発し、「だぁー!」と
大声で叫んでいますが苦情も来ません
多少気になっているものの、とても気が楽でした。

 

ちなみに上の階の人が新しく引越ししてきて2週間後くらいに
挨拶に来てくれたのですが、その時に聞いたら

子供の声はまったく聞こえなかったとのこと。

 

やっぱり聞こえてなかったか、良かった…と安心しました。

 

子供は足音もかまわずドタドタ歩きますし
転んでしりもちも付きます。下の階の人に配慮した
足音を和らげるクッションも売っていたりしますよね。

 

もし、子供に関しての色々な音が気になるのであれば

絶対に鉄筋もしくは軽鉄筋の物件をオススメします。

 

ただし、木造より家賃は高い

 

場所や地域にもよるので具体的な家賃のご紹介は出来ませんが
どれもこれも当たり前ではありますが

木造よりも鉄筋や軽鉄筋の物件のほうが割高です。

 

木造よりも狭いのに、家賃が高いなんてこともザラです。

 

なので、ある程度金銭的に収入が多い共働きの世帯にはオススメです。

 

住む場所は何かと生活の基盤になるところです。

 

子供の騒音が周りに迷惑をかけるのではないかという

ストレスは解消できます

 

会社によっては、旦那のほうから家賃の補助
住宅手当が出るところもあるでしょうから
その時は大いにそれを活用して欲しいと思います。

 実体験からの指南!ここだけは絶対におさえて欲しいポイント!

 

 

 

これは、自分の体験談からご紹介します。

 

お風呂や洗面台がリビングと近い

出来ればリビングのドアを開けたらすぐに
洗面所で、脱衣所で、お風呂場というのが理想です。

 

大抵そういう物件があるので心配はいらないと思いますが
今私が住んでいる物件はなんと

玄関のすぐ横が洗面所とお風呂で
違うドアを2つ隔てて初めてリビングにいける構造になっています。

 

なので、とにかく秋や冬や春先が寒い!

濡れた子供はちょろちょろするので
湯冷めしないうちにリビングに連れて行くのが大変です。

 

自分は濡れたまま子供を優先して拭きますから
毎回寒くてガタガタ震えています。

 

歩けるようになって、物事がわかってくれば
自分からリビングに行くお子さんも居るでしょう。

 

ぐにリビングに出られるような場所に
洗面台とお風呂があると良いですね。

 

・ 台所からリビングが見渡せる位置

ご飯の支度をしながら子供を見ていることって
結構ありますよね。

 

何でも口に物をいれるお年頃の息子が、ずいぶん静かに遊んでいたら
「何かいけないものを食べてるのではないか」と
不安になって覗きに行ったりします

 

台所が壁際にあり、リビングに対して完全に背中を向ける
タイプの部屋は、本当に不便でした。

 

作業をしながら子供を見るということが出来ません。

 

人と会話をするときも、だるまさんが転んだ方式
振り向かないといけません。

 

テレビを見るときも同じです。

 

今考えると、完全に一人暮らし向きの間取りでした。

 

現在は、対面キッチンになっていて
リビングのほうを向けるような間取りのところに住んでいますが
カウンターが高く死角が多いため、子供の姿が見えないときは
カウンターの横まで移動して覗き込んで様子を伺います。

 

誰かが一緒に居て、料理中くらい見ててもらえれば
それに越したことは無いのですが
毎回そうも行きませんよね。

 

子供の様子を見ながら家事をするのなら、自分がキッチンに立ったとき
リビングのほうを向けるような
見やすい位置にある物件を選ぶのがオススメです。

 

・ 寝室にする部屋はそのライフスタイルに合わせて

私は先ほども書きましたが、物音がすると
すぐに起きるタイプなので
寝室はリビングから通路を通らないと行けないような
一番離れたところに部屋がある物件を選びました。

 

結果、子供も一緒にその部屋で寝ていますが
リビングで普通に物音を立てても起きずに済んでいるので助かっています。

 

ですが一方、少し距離があるため
泣き声が時には聞こえないことがあり
そんな時はドアを少し開けたりして対処しました。

 

泣いて起きたときにすぐに駆けつけられないこともデメリットです。

あとは、定期的に様子を見に行くのが面倒…。

 

ひょぃっ、と顔を出して覗けば済むような間取りではないのです。

 

私は、リビングと寝室は離したかったので
これはこれで仕方ないと思っていますが

私のように手間に感じていたり、遠い寝室から離れることが
心配な方の場合は、すぐ隣の部屋を寝室に出来る間取りを
選ぶと良いと思います。

 

物音を立てるのに少し気がひけるかもしれませんが
子供は熟睡してくれれば多少の物音では起きないので
気にならない範囲でしょう。

 

 

  まとめ

 

 

子育ての間取りの選び方についてご紹介しました。

 

・ 自他共に騒音が気になるなら木造より鉄筋あるいは軽鉄筋物件
・ 子供の様子がキッチンから見やすい間取りだと楽
風呂場はリビングから行きやすいと○

ちなみに、今回、間取りの広さについて
まったく触れませんでしたが、私はそれほど、重視していません。

 

子供が居れば、そりゃあ広いほうが良いに決まってますが
賃貸では限界がありますし

狭いなら狭いなりに子供は遊んでくれます

 

物が多いご家庭なら、在る程度「広さ」も重要な選択肢でしょう。

 

何を重視するか、しないか

 

それは、その家庭によって違うので一概には言えませんよね。

 

私の場合は、よく泣く息子の「泣き声で苦情が来ないかどうか」
一番気になっていたので
これを満たす物件であることが譲れませんでした。

 

結果的には、軽鉄筋の物件を選んで正解だったので
他には多少なりとも不便はありますが、これで良しとしています。

 

共働きの場合は、どちらも仕事をしていて大変なのですから

ストレスのかからない間取りを選びたいですよね。

 

自分の要求をすべて満たしてくれる物件に出会うのは至難の業です。

 

・一番譲れない条件
・どうしてもと言うのなら妥協しても良い条件
・出来れば満たしたい条件
・あれば嬉しいな程度の条件

などを頭において、「やっぱりこういう物件にすればよかった…」と

後悔のないように子育てしやすい物件を

うまく選ぶようにしましょうね!