初めての出産で初めての育児。

 

事前に雑誌やネットでわかったつもりでも
結局その子によりけりで
全てがスムーズに行くなんてこと、ありませんよね。

 

私の息子は育てやすい方だったと思いますが
それでも毎日不安と困惑の連続でした。

 

今回は、お世話のメインとなる
「授乳」「オムツ」「お風呂」そして
「昼夜逆転」についてご紹介したいと思います。

 

授乳について

・母乳の場合
私は幸いにも母乳が出すぎてパンパンになっていたため
ミルクは必要ありませんでしたが
乳首が痛くて我慢出来ずミルクにしたり
夜、少しでも寝て欲しくてミルクと混合でやっていました。

 

母乳の場合は、吸いたいだけ吸わせて良いと言われますよね。

 

それはそれでいいんですが…

「いつまで吸ってんの?」という時、ありませんか?
大体片方15分ずつの合計30分の授乳ですが
母乳の出方によっては前後するでしょう。

 

私の息子の場合は、食いしん坊なのか
口に入ってるあいだはずっと吸い続け
いつまで経っても離さず、こっちが無理矢理取ると
口からバァーとミルクを吐き出していました。

 

飲みすぎだよ。

 

キャパシティオーバーしてんじゃんと慌てたものです。

 

赤ちゃんって、口に入れたものは
とりあえず吸っとく的な反射があるんです。

 

なので、「ずっと吸ってる…」という赤ちゃんは
ある程度時間で切り上げた方がいいかもしれませんよ!

 

・ミルクの場合
ミルクの場合、量が決められているので
「全部飲んでくれない」「足りなくて泣く」

と言うのも個人差があります。

 

私の産院では、3時間ごとにミルクを
どれだけ飲んだか記録するものがあって
上手くいっていないと指導が入りました。

 

その時は、ミルクを30ml飲まなければいけないのに
うちの息子は哺乳瓶だと長持ちせず
10ml程度しか飲んでくれず、すぐ寝てしまっていました。

 

そんな時は1時間おきに10mlずつ飲ませて対応しましたよ。

 

助産師さんも、「その子によるからいいんだよ」
と言ってくれたので、そういう方法の赤ちゃんもいると思ってください。

 

新生児の時はうまく吸えなくて疲れちゃうみたいです。

 

ちゃんと体重が増えていれば大丈夫みたいなので
あまり神経質や頑張りすぎて
お母さんが疲れてしまわないように気をつけてくださいね。

 

また、「うまく飲んでくれなくて泣く」理由のひとつとして
哺乳瓶の乳首の形がお好みではない場合があります。

 

私の息子はスタンダードな乳首は吸いづらいらしく
あまり飲んでくれなかったりすぐに疲れて眠ってしまいましたが
平べったいタイプだとご機嫌にすべて飲んでくれました。

 

その子によるので、うまく飲めずに泣いているようであれば
乳首の形を変えてみるのも良いかもしれませんよ。

 

 オムツについて
オムツが汚れて泣く、と言う体験を
私はしたことがありません。

 

と言うのもうちの息子は、オムツを取られたり
服を脱がされたりするのが非常に嫌だったようで
ウンチをしていてもケロッとしているのに
変えようとオムツを開けたら泣くんです。

 

なのでその辺のアドバイスはできないのですが
夏生まれのお子さんを持つお母さんで、
もしあせもに悩んでいる方がいらっしゃったら
1つ、提案させてください。

 

風呂上がりだけ布オムツ!

今の紙おむつって機能が良くて
通気性の良いものたくさんありますが…
私の息子は6月中旬生まれで、
7月にはもう顔から体からあせもだらけで真っ赤でした。

 

スキンケアもしていたんですが
赤ちゃんの肌が弱いせいもあって酷いものでした。

 

そんな時、沐浴でホカホカしている間
1-2時間の間だけ、布オムツを使用しました。

 

女性も、紙ナプキンより布ナプキンの方が
肌ざわり良くないですか?

 

それと一緒で、布の方がまだ優しいだろう
という気分的なものもあって
汗をかくだろう沐浴後だけ布オムツを使用していたのですが
これが、とても良かったんです。

 

ずっと使うと洗濯も大変ですし
産後出来るだけ余計な家事は増やしたくないので沐浴後だけ。

 

それだけでもおしりのあせもはとても良くなり
顔だけが真っ赤になっている状態に。

 

あせもも痒くなったら
泣く原因になってしまいますからね。

 

もし、おしりかぶれなどで
悩んでいる方がいたら試して見てください。

 

ただ、汚れたままを放置していると
かえってかぶれる原因にもなりかねないので
そこはこまめにチェックしてくださいね。

 

お風呂について
汗をよくかく新生児は、新陳代謝も良いので
1日1回は沐浴をさせたいですね。

 

沐浴指導は産院でも行われるので
やり方などは省きますが、楽にできる方法を
いくつかご紹介しますね。

 

1. 石鹸は泡タイプがオススメ
片手で赤ちゃんを支えて片手で洗うのに
石鹸ってどう使うの、って思いました。

 

子供が少し大きくなった3ヵ月くらいに
試供品の固形せっけんを使用しましたが
汚れはさっぱりする気がしますが
これは両手を使えなければきついです。

 

新生児の時は絶対泡タイプ片手でポンプを押しやすい
頭が平ペったいものがオススメですよ。

 

2. ガーゼは本当にスタンダードなガーゼがいい
昔からよくある、“the・ガーゼ”みたいな
端っこが薄いピンクや水色の糸で
縫われているガーゼがありますよね。

 

あれが1番オススメです。

 

私は、主によだれを拭くものだと思って
「あんな薄くてちっちゃいやつじゃすぐにびちょびちょだよ」
と思って、厚手のガーゼを用意していたんですね。

 

吐き戻しの時には重宝しましたし
1歳近い今でも滝のようなよだれをしっかり拭けて活躍中ですが
新生児の時はあのスタンダードなガーゼがオススメです。

 

と言うのも、沐浴時使うガーゼをそれにしないと
「片手で絞る」事が難しいのと、「すぐ乾かない」からです。

 

先にもお伝えしましたが、沐浴は
片手でわが子を掴み片手で洗うんですよね。

 

なので、洗う作業はすべて片手。

 

片手で絞ったり吹いたり洗ったり出来るのはあのガーゼが1番です。

 

今は百均でも売っていますから
ワンセットは持っていても損はありませんよ!

 

3. スキンケアアイテム
お風呂上がり
とにかくなにか塗ってあげることをオススメします。

 

新生児の頃って、うす皮のようなものも剥けてきて
なんだか、大丈夫だとわかっていても可哀想ですよね。

 

私は、皮がむけている時はベビーオイル
それ以外はローションを使用していました。

 

早く服も着せてあげたいので
よっぽどの乾燥肌でない限りクリームタイプより
のびのいいローションや乳液タイプの方が
手早く塗れてオススメです。

 

新生児の育児お悩みNO.1!
実際に効果のあった寝不足解消法はこれだ!

 

 

 

最後に、新生児の昼夜逆転についてお話させてください。

 

妊娠中、胎動が激しくて寝られなかったことありませんか?
私も、夜寝る時に胎動がすごく多くて
それで起きることはなかったものの
痛くて寝られない人もいるみたいです。

 

基本的に安静しにしている
夜に動くことの多かった胎児のまま
産まれてきた新生児
結構昼間は寝ていて夜に活動的だったりするので
夜寝かせて貰えなくて辛いお母さんは多いと思います。

 

いずれはこの昼夜逆転は直していかなければならないもの。

 

自分の寝不足も解消したいですしね。

 

そのために、少しでも早く生活リズムを作るため
私が産院で指導された事と、やってみたことをご紹介します。

 

1. 日光に当てる
新生児のうちは、目が見えていないものの
明るい、暗い程度はわかるそうです。

 

なので、カーテンごしに窓際に寄ってみたり

ソフトな日光に当てるようにしました。

 

肌が弱いので直接当てる真似はしません。

 

明るい時は起きて暗い時に寝る。

 

どのくらい効果があるかわかりませんが
赤ちゃんの健康のためにも日光浴は必要なので
5分程度でも出来るといいですね。

 

2. 昼は何かしらの音を出す
日中は騒がしく、夜は静かになるように
日中は音楽をかけていました。

 

元々テレビが好きではなかったので
普段から音楽をかけていたのもありますが
出来るだけ日中は起きててもらって
その分夜にゆっくり寝てくれという願いも込めつつ
日中と夜の音の差をつけていました。

 

3. いじる
つまり遊ぶ、という意味ですが
反応も乏しい新生児
どうやって遊べばいいのかちょっと困りますよね。

 

反応がなくてもちゃんとわかっているとは
雑誌やインターネットでも書かれていますが
バリエーションがなくて私もよく困っていました。

 

でも、日中いじることで起きててくれるかな?
と言う意味合いも含めて
コミュニケーションを兼ねて触れ合いをしていました。

 

まず、足の裏をくすぐる。

 

今も良くやるんですが
角質もないツルツルのかかとや
作り物みたいな小さな指が楽しくてよくくすぐります。

 

くすぐったいと、ひょいっと足が逃げるんですよね。

 

それが面白くてずっとやっていました。

 

ちなみにこれは
私がかかっていた産院でも助産師さんが
やっていたものです。

 

規定量のミルクを飲まずに途中で寝てしまう息子に
「起きて~」といいながら
足をくすぐって起こしては飲ませていました。

 

ミルクを飲まなくて寝てしまうお子さんにも使えますね!

後は、なんでも掴んでくれる手に色々なものを入れては
どこまで掴んでくれるか伸ばして遊んでいました。

 

結構手が上がるまで握っていてくれたら喜んだり。

 

今しかない反射を見て楽しんでいましたよ。

 

他には絵本を読んであげるというのもあるみたいですが
私はやりませんでした。

 

やっぱり反応がないと虚しくなるのと
私が眠くなってしまうからです。

 

寝不足で目がしょぼしょぼしているのに
文字なんか読めるかい!
と言う理由もありましたが
小さい頃からの読み聞かせって良いらしいです。

 

私は出来ませんでしたが、
やってみるのもいいかもしれませんね。

 

                            まとめ

 

 

新生児の育児についてご紹介しました。

 

私は子供が1人なので
あまり経験が豊富な方ではありませんが
それでも結構 「本に書いてたのと違う…」
と戸惑うことが多かったように思います。

 

ああいう雑誌やネット
平均してこんな感じだけど個人差があります
と言う書き方なんですよね。

 

なので、実際子育てしてみて
「書いてたのと違う…うちの子はおかしいんじゃないか…どうしよう…」
不安になることも多いと思います。

 

特に、近くに親がいなかったり
聞ける人がいないと尚更ですよね。

 

なので、ものすごくマニアックかもしれませんが
もしかするとうちの子と同じ悩みに当てはまる子もいるかも?
と言う気持ちでご紹介しました。

 

参考にできる部分だけを参考にして頂いて
同じお悩みを抱えるお母さんが、少しでも解消できたらと思います。

 

・母乳はある程度時間を決めた方がいいかも?
・ミルクの量は多少前後しても体重が増えていれば気にしない!
・1人で沐浴するなら楽にできるアイテムを
・あせもに悩むならお風呂上がりだけでも布オムツがオススメ
・夜寝てくれるように願いつつ、日中はいじって遊べ!

ただ、新生児の育児は結構
肉体的にも精神的にもキツくて
遊ぶなんて余裕がないかもしれませんし
布オムツなんて洗濯が増えるような真似はしたくないかもしれません。

 

そんな時はお母さん休むことを優先してくださいね。

 

赤ちゃんにとって、色々な事をしてもらうのも嬉しいけど、元気なお母さんが1番だと思うんです。

 

なので無理のない範囲に、赤ちゃんと関わってあげてくださいね。