子育てにはお金がかかる。

 

わかってはいても、結構漠然としていて
「月々少しずつ貯めておけばとりあえずなんとかなる」
という感覚で私も妊娠・出産をしました。

 

ある日、郵便局に子供を抱っこしたまま
行ったときのことです。

 

住民税を払いに窓口に行っただけなのですが
支払いを終えたら窓口の人に「学資保険とか入っていますか?
と突然たずねられました。

 

学資保険…聞いたことあるけど
学費貯めるやつかな?」程度の知識です。

 

「いずれは入ろうと思っているけど今はまだ、何も」
という返事をしたら、とりあえず色々何か薦められて
年齢を聞かれて、保険料まで算出されました。

 

それはさておき、その時に
子供に一体これからいくらお金がかかるか
という資料をもらいました。

 

ある種の参考になる、と思い、それは熟読。

 

そうしたら、本当にお金が結構かかるんですね…

 

それから私がどうしたか、何がオススメか
ご紹介したいと思います。

 近い将来にピンチ!?保険に入るべきか、地道に貯めるべきか、で悩む日々

 

 

 

今はオムツ代やミルク代だけでもヒィヒィ言っていますが
これから学校に行けばもっとかかるんだろうな~
と言う軽い感覚で居た私。

 

部活なんか始めたら色々とまたかかんるんだろうな~
とぼんやり思っていたのですが、頂いた資料で
数字が具体的になりました。

 

勿論、地域差や個体差はあると思いますが、
私がもらった資料によると

幼稚園や保育園お金がかかる。

 

習い事があればそれでもお金がかかる。

 

小学校も公立なら授業料は
かからないがそれでもお金がかかる。

 

そんな感じで中学も高校も大学も
お金がかかる。

 

そういう内容でした。 (当たり前ですが)

尚、具体的な数字も書いてあったのですが
保険をすすめるためか上限の幅がものすごくあったので
「保険に入らなければならないと思わせるために
ちょっと大げさなんじゃないか」と疑いはしています。

 

つまり、「とてもお金がかかるから
赤ちゃんのうちの今から積み立てをして将来に備えよう!
という運びです。

 

そして、ただの貯金ではなく保険にすると
親(支払者)が亡くなったときにも保障が出るよ
というメリット推しが学資保険です。

 

例えば、父親が10年支払ったら
200万もらえる保険に入ったとしましょう。

 

3年支払ったところで、父親がなくなってしまった場合
以降保険料を支払わなくても7年後に
200万もらえるよ、という感じです。

 

もし、自分達(親)に何かあったとき
子供の学費が補償される。そう考えると
確かに入っていても悪くはないかな、と思いました。

 

それから、色々な「学資保険」を検索したり
保険料や補償について調べました。

 

ですが、私はここでいきなり消極的になります。

 

そのどれもが、元本割れしているからです。

 

例えば、先ほどの例で言いますと
支払い者が10年間健在で、保険料を
最後まで納めた場合、その納付金額の総合計
200万より多く支払っているんです。

 

「それなら普通に積み立てで
貯金したほうが良いじゃないか…」とがっかり。

 

支払い者がなくなったときの保障はありませんが
子供のために貯めたお金が10年後に
もらうとき減っていたらなんだかものすごく
損をした気分になりませんか?

 

それなら、利率が低くても定期預金などに
入れたほうが少しでもお金が増えるでしょう。

 

でも、自分で貯めるとなるとついつい
引き出してしまいそうな気もする…と
私はだいぶ悩みました。

 

保険に入るべきか、地道に貯めるべきか。

 

考えても堂々巡りで、机に向かって考えれば
子供は構ってくれと泣いているし
いつまでも悩んでいるわけにはいかず
私は思い切って相談することにしました。

 

今、CMでもありますが、沢山ある保険の殆どを扱い
こちらの要望に一番合う保険を紹介してくれる
ところがあったので、そこにお願いしました。

 

子供が居るため、来店は難しいからと電話相談が
出来るところを選びました。

そこで、こちらの要望を伝えます。私は

 

子供の学費などを考えてお金を貯めたい

 

元本割れするのは嫌

 

・ 今は家計がカツカツなので、もう少ししたら
私は働くつもりなので、自分が働き始めてから
そこから保険料を出したいので今すぐ入る気はない

 

生命保険などは十分な補償のところに
入っているから重視しない

ことを伝えました。

 

すると、数日後おすすめの保険の資料
郵送で送ってくれて、次に電話相談するときは
この資料を見ながらお話してくれる、という感じです。

 

私も初めて知ったのですが、「学資保険」
という名前で調べると、ほとんど元本割れしたもの
しか見つからないそうです。

 

なので、「子供の学費のためには=学資保険」
という名前にこだわらずに、「お金を貯める」
という主旨で保険を探したほうが良いそうです。

 

そうすると、元本割れしていない保険が
そこそこあるとのこと。

 

結果、私が紹介されたものは
年間の最低利率が4%を保障してくれる保険でした。

 

銀行に定期で預けても、年0.02~0.04%くらいなので
凄い利率ですよね。

 

今すぐ入る気はない(財政的に入れない)ことも
伝えたので、「入りたくなったらまた連絡くださいね」
といった感じで強い勧誘もなく終わりました。

 

こういうところに相談したら

「無理な勧誘はありません」といいつつも
ぐいぐい来るんだろうと思っていたら
アッサリと本当にオススメだけして引き下がられました。

 

保険に関する知識もつけられて、
私的にはとても良い体験でした。

 

もし、子供のための保険で悩んでいるのならば
一度相談してみるのもありです。

 

自分が知らないことや、知らない保険を教えてくれますし
こちらの要望を一番満たすその時一番良い
保険をオススメしてくれますよ。

 これだけは絶対にマスト!?児童手当の賢い運用術

 

 

 

それとは別に、私が今絶対にやっていることは

児童手当をすべて貯蓄に回しているということです。

 

夫の職場で、「子供のお金について」
を指導する時間があったそうで、そこで
「児童手当は全部貯金しておいたほうが良い」
という話があったのを聞いたことと
私もそうするつもりだったからです。

 

この児童手当、すべて貯めると
200万くらいになるそうです。

 

私は私立の大学に入学しているのですが
このとき、授業料も大変高かったと思うのですが
何より驚いたのは入学金が200万だったことです。

 

試験を受けて合格して、合格通知が来て
親と喜び、それと一緒に入っていた振込用紙に
200万と書かれていて母親が膝から
崩れ落ちたのを今でも覚えています。

 

その時は、教育ローンを組んで
支払ってくれました。

 

その思い出?が非常に強く、私は
「とりあえず200万あればなんとかなるだろう」
という軽い感覚で、児童手当は全部貯めておこう」
と決めたのです。

 

そもそも、毎日貯金したくても
なんだかんだ出費は多いし自分が
働いていない分の収入は減っていて
貯められるお金なんてあまり無いんですよね。

 

なので、臨時収入ではありませんが
その児童手当だけでも貯めておこう、という感覚です。

 

色々と調べると、小学校・中学校
それよりも高校などでお金がかかるし
200万では絶対に足りないとは思いますが
とりあえず何も貯めないよりはマシだと思います。

 

「貯めようとは思っているけど…」
と少し迷っているのであれば、
「せめて児童手当だけでも貯めておこう」
と決めるのはどうでしょうか。

 

また、同じ口座にあるとついつい
使ってしまいがちなので、私は児童手当専用の
口座を作りました。

 

ただ入金しているだけなので利率は
あってないようなものですが、ネット銀行など
開設すると、キャンペーンやポイントサイトなどで
1000~3000円くらいのポイントやキャッシュバック
があるところもあります。

 

それを利子と考えて貯めています。

 

ちなみに私が児童手当用のネット銀行を
開設したときは1000円分のポイントでしたが
後にキャンペーンで4000円分のときがあって
非常に悔しがった記憶があります。

 

ネット銀行は通帳が無いので「おお~こんなに貯まっていっている~」
という感覚を紙面で味わうことは出来ませんが
普通の銀行よりもちょっとだけ利率
高かったりします。(0.01%くらいですが)

 

今のところ、手当てに手をつけず順調に貯めています。

 

貯められるところから少しずつ貯めて
なんとか足しにしたいと思っています。

 

育児書やネットで見ると、大体ですが
400万くらいあればなんとかなる、と
書いてあるところが多く感じます。

 

自分の体験から言っても、一番お金がかかるのは
大学かなと思っています。私立の中学校や
高校に行けば別ですが、すべて国公立で卒業したとして、
大学に入学するのは大体18歳くらいですよね。

 

児童手当をすべてためて200万というお話は
先ほどしました。

 

ではあと200万貯めるにはどうしたら良いか?
と逆算すると、月に1万ずつ貯めると
17年とちょっとで200万になります。

 

1万円×12ヶ月×17歳=204万円

つまり、児童手当+月1万円で子供が
大学に行くころには400万円貯まります。

 

と、計算しつつもなかなかその1万円が
貯金できずにいるので、私が働き始めたら
保険料が1万円前後の保険に入って
貯めようかな、と思っています。

 

1万円でもなかなか貯められないんですよね、私。

 

なので、強制的に保険料として引かれたほうが
無駄遣いをせずに済む気がするんです。

 

私のように、なかなか自分で貯金というものが
出来ない方は保険に入って積み立ててみるのも
ひとつのテではないでしょうか。

   まとめ

 

子育てにかかるお金についてご紹介しました。

 

今回は大学に入ることを前提に考えたお話でしたが
子供が大学に行かないのであれば
それはそれでその前の教育費として使える
と気楽に考えています。

 

結局どうしたらベストなのか、というのは
その家庭によって違うでしょうし
幼稚園や小学校の頃から習い事などを始めさせるのであれば
また早い段階からお金がかかってきます。

 

自分には一体どういう貯め方が向いているのか
どこにお金がかかるかをメインに貯めるか

一度早めに考えてみることをオススメします。

 

お金の貯め方まとめ

・ 子供が大学に入る前提で、その頃に
400万円くらいあるとなんとかなる統計

 

児童手当を全部ためたら200万になる

 

毎月1万円を16年間貯めたら200万になる

 

・ なかなか貯められない人は保険に入って強制的に貯蓄するのもアリ

 

・ 保険がわからなければ、保険の総合取扱店

相談すると無理な勧誘もなくgood!

 

「学資保険」は元本割れが殆どだが
他に死亡保険など入っていないのであれば
入る価値があるかも?そこは今入っている保険と相談

 

いかがだったでしょうか。

 

オムツ代やミルク代がかからなくなると思ったら
違う出費が増えて、子育ては常に出費の連続です。

 

うまく資産運用をして、後から困らないように
今から少しずつでも良いので準備していきましょう!