赤ちゃん育児だけでも辛いのに
時に旦那さんが負担になって辛いことはありませんか?

 

私の友人は「子供が産まれても、何も変わらない」や
「茶碗洗いすらしてくれない」と言った不満を聞きます。

 

なれない育児だけでも大変なのに、
今までと同じように家事をするって大変

と言うより無理ですよね。

 

今回は、産後、旦那が負担になってしまった…
という方にお伝えしたいことをまとめました。

 

旦那が負担になってしまう要因は色々ありますが
今回私がお伝えするのは、「育児に無関心・育児を
手伝ってくれない旦那に対するイライラ」についてです。

 

なんだかんだ、一緒に暮らして
傍にいるのは旦那ですよね。

 

なので、負担にならないよう、かつ育児に
うまく関わってもらい、負担を減らせるかどうか
どうしたらカドが立たずに頼めるかということに
焦点を当ててご紹介したいと思います。

 

 母性の芽生えたママと父性のなかなか芽生えないパパとのギャップが勃発!?

 

つらい出産を経て、ようやく会えた赤ちゃん。

 

産まれた時、或いはその前から
母性に目覚めるママ

 

私は、妊娠前、どちらかと言うと
子供が嫌いでした。

 

なので結婚してからは「子供が出来ても愛情を注げるか」
「ちゃんと子育てが出来るか」とても心配でした。

 

子供の泣き声を聞く度にイライラしているのに
、自分の子供がびーびー四六時中
そばで泣いていたら発狂するんじゃないか。

 

そんなことを思いながら、結婚して2年目。

 

妊娠し、やはり同じ不安がつきまとい

夫には「子供があまり好きじゃないから
努力はするけどうまく子育てできないかもしれない。

 

その時は助けて欲しい」と事前に言っていました。

 

ところが実際子供が産まれた見たら…

本当に生まれて初めて、自分よりも大事なものが出来た
と思ったのです。(夫氏、ごめん)

 

これって母性なのでしょうね。

 

客観的に自分を見て、「子供に出会って
初めてママになった」気がしました。

 

じゃあ、旦那っていつ父性が目覚めるのでしょう?

 

父親になったことがないのでわかりませんが
結局自分で産んだわけでも
お腹にいた訳でもないので

 

母親に比べ圧倒的に父性って芽生えづらいのでは?
と思ってしまいます。

 

こっちは毎日、産前も産後も
子育てに関するアレやコレを
ネットや雑誌で色々調べているのに
そんな素振りは無い

 

私の住んでいる自治体では父子手帳なるものを
発行していて、「産後の赤ちゃん、母親について」など
知っていて欲しいことがたくさん書いてあるのに
読んでる様子もない

 

人によるのはわかっていますが
「父親になるんだから少しは興味を持ったらどうですか」
と常日頃思っていたものです。

 

そんなパパの「変わらない」態度を
どうやって変えさせることが出来るのでしょうか。

 

結論から言うと
1回で理解してくれるとは思わないこと
(数回、アプローチが必要)です。

 

どういう事なのか、詳しく説明しますね。

 

 パパの手ほどきも簡単なものから徐々に、が基本ルール!?

 

 

・ なにをしていいかわからない・やり方がわからない

 

実際に子供が生まれて、初めてパパに
なった実感が湧く方も多いと思いますが
子供が産まれる前から色々と調べたりして
情報収集していたママとは違い

 

産まれた途端「手伝いたいけど何をしていいかわからない
となるパパもいます。

 

だから父子手帳くらい読んどけばよかったのではと
言いませんでしたが、わからないけど協力してくれる
気はあるのであればそれはとてもグッジョブ。

 

その気持ちをありがたく利用してお願いしましょう。

 

最初は「抱っこしててほしい」
「ちょっと見てて」くらいからお願いして

少しずつ「ミルクを作ってもらう」
「一緒に寝てもらう」「沐浴を手伝ってもらう」

 

まだ行けそうなら「オムツを変えてもらう」と
少しずつレベルアップして行くようにお願いすると、
旦那側としても戸惑いも抵抗も少ないように思います。

 

実際、夫にいきなり「オムツ変えてみる?」

 

と聞くと「いや、いい」と言われてしまった私は
「興味なしか」と諦めて
「ミルクのお湯を沸かしてほしい」
「おしりふきをとってほしい」
「出来れば哺乳瓶を洗ってほしい」と
難易度低めのものをお願いしていました。

 

すると少しずつ、何をすれば良いのか
次に何をするのか、がわかってくるのか
それとも自信がついてくるのか

「(哺乳瓶の)消毒作る?」「(沐浴の)お湯沸かす?」など
、自分から聞いてくれるようになりました。

 

もしかすると、手伝う気が無いのではなく
何もかもがわからないのかもしれません

 

まずは簡単なものからお願いして
徐々に幅を広げていく。

 

少しでも育児に関わってもらうことで
父親の自覚を持ってくれるかもしれませんよ!

 

風呂上り、自分はバスタオル一枚で
寒いと思いながらも、子供を優先して
スキンケアしてオムツをつけて服を着せる。

 

それから自分が服を着ようとすると
のどが渇いたのか泣く子供。

 

「ちょっと待ってね」と声をかけながら
自分の体を拭いて慌てて服を着ているのに
一切お構いナシにお酒を飲みながら
テレビを見ている夫に何度バスタオルを
投げつけようとしたかわかりません。

 

実際、私も子供を産んで育児をするまで
世の中のお母さん方がこんなに
大変な思いをしていたことはわかりませんでした。

 

常につきまとう睡眠不足

 

やらなければならないことがなかなか出来ないストレス

 

自分のことにかまう余裕は無い

 

でも、これって実際経験しないと
本当に理解できないんですよね。

 

なので、子育てを手伝ってくれない旦那の中には

「別に手伝うことでもない」
「出来ているから困っていない」
と思っている人もいるでしょうし

「仕事をしているのだから家ではゆっくり休みたい」
と思っている方も居るでしょう。

 

でも、子供は一人では出来たわけではないのですから、
やっぱり二人で育てていくものだと思うのです。

 

仕事で疲れてるのはわかるけれども
少しでも良いから手伝って欲しい。

 

何も出来ることがなくても
手伝おうとしてくれる姿勢だけで
すごく気持ちの面では助かりますよね。

 

「育児ってそんなに大変でもない」
「これくらいなら自分でも
軽く出来るんだから手伝いなんか要らないだろう」
と思ってくれている旦那には、荒療治ではありますが
「そこまで言うならやってみろ」方式が効果的です。

 

私がどうしても病院に行きたいときがあって
夫の仕事が休みのときに頼んで
私ひとりで病院にいかせてもらったことがあります。

 

「病院は時間がかかると思う。

 

帰りには買い物をして帰るから遅くなる」
と言って家を出ました。

 

寝かせつけるのもミルクをあげるのも
遊ぶのにも滞りがなく、自信のある旦那に
子供を一日、面倒見てもらったところ

「(自分が育児の合間にやろうと思っていた
ゲームやDVD鑑賞など)何も出来なかった

「これは大変だわ」と理解してくれたのです。

 

それからは、私が家事をする合間には
必ず子供を見ててくれるようになりました。

 

偶然だったとはいえ「おお いい方法だったんだな」

ニヤリ

 

というか、子供の面倒を見ながら
ゲームをやろうとしていたとは

相当余裕があると思っていた
思われていたのだなという事も
同時にわかりました。

 

現実はそんなに甘くない!
…と言う大変さをわかってもらうと

協力を期待できるかもしれませんよ!

 

・ それでもダメなら育児以外で助けてもらう

 

私の父親は、私が小さい頃
長距離トラックの運転手をしていたので
家を長く空けることが多く、子育てには
あまり参加できていなかったらしく
また、私が生まれた頃は、お父さんの育児参加は
まだまだ珍しい時代だったと思います。

 

なので、孫が生まれたときも
どうして良いかわからず、私が大変そうなのは
理解しているものの子育てで手伝えることが
なく常におろおろしていました。

 

ミルクを作るように頼んだら
老眼で哺乳瓶のメモリが見えない。

 

お風呂上がりの諸々を頼んだら「やり方がわからない

 

寝かせつけを頼んだら「持つのが怖い

(よくわかりません)

 

オムツ換えなんて「折れたら困る
(どこがでしょう。)

 

結局父親は、色々と出来ない代わりに
哺乳瓶をせっせと洗って消毒してくれたり
布団をし敷いたり、洗濯をしてくれたりしていました。

 

それだけでも、動くのが辛い産後すぐは
とても助かったものです。

 

代わりに料理しようと、夏だというのに
「鍋しか作れないから」と鍋を作ろうと
してくれていたのも、気持ちだけはありがたかったです。

 

丁重に阻止しましたが。

 

私の父親のように「やってやりたいけど出来ない」人や
あるいは「育児に参加する気がない」という旦那には
いっそ諦めて「育児以外」を
手伝ってもらってはどうでしょうか。

 

例えば、茶碗を洗ってもらうとか

時には料理を楽するために
お惣菜を買ってきてもらう、とかです。

 

洗濯物を干してくれたら嬉しいけど
せめて洗濯機をまわすだけを頼む。

 

ゴミ出しを頼む。

 

布団を敷いてもらうように頼む。

 

育児と同時にやらなければならない
「家事」の部分を助けてもらうだけでも
やらなければならないことが減って
少しは楽になるはずです。

 

育児の手伝いに期待できなければ
それ以外の自分の仕事を手伝ってもらえば良いのです。

 

せめてそこは理解して欲しいところですが
なるべくカドが立たずにお願いする方法を
いくつかご紹介しますね。

 

自分が出来ない理由をつけてから頼む

 

例えば、「ゴミ出して」とお願いするとき。

 

「ゴミくらい出してよ」という気持ちだったとしても

「これから子供にごはんを食べさせないといけないから
代わりにゴミ出して来てくれる?」と
一言付け加えてみると、だいぶ印象がかわりませんか?

 

「はぁ?」という顔をされたら
「私が出してもいいけど
じゃあ変わりにご飯食べさせてくれる?」と
聞いてみましょう。

 

絶対にゴミを出してくれるはずです。

 

これは究極の例ですが、他にも
「これから子供をお風呂に入れる用意をするから
お湯を沸かしてもらえる?」や
ミルクをあげなきゃいけないから
食べたものがこびりつく前に
茶碗だけでも洗ってくれると助かる」と言った言い方です。

 

「それをしてくれるととても助かる」という事と
してもらった後は「助かった」「ありがとう」
という言葉を忘れずに伝えましょうね。

 

選択式にする

これは、よく使われている常套手段かも
しれませんが一応ご紹介します。

 

例えば、「茶碗洗いかゴミ出しをお願い
したいんだけどどっちがいい?」という頼み方です。

 

この方法だと、上手くいけば
「茶碗洗いと、その間子供を見ててくれるのどっちがいい?」
と育児に参加させるような聞き方も出来ます。

 

ただ、「じゃあ子供を見てる」と言ってくれても
本当にただ「見てるだけ」のときもあって
イライラしながら茶碗を洗うことになる場合もあります…。

 

見てるだけって本当に見るんじゃなく
「面倒を見る」の見る、だよと思いつつ

そんな時は力が入って、食器の汚れが良く落ちます。

 

イライラしたときに重曹を使って
ステレンレス鍋のコゲを落として
ピカピカにしたこともあります。

 

まぁ、よく落ちますね。

 

余談でしたが、とにかくどんな形でも
家事や育児に参加してもらうことが大切だと思うので
「関わりたくない」と思わせないような
頼み方でお願いして、円満に過ごしましょうね!

 

    まとめ

 

産後、旦那にイライラしてしまう
いくつかの対処法をご紹介しました。

 

子育てが始まってからは、こっちも
「子供にかかりきりなんだから
自分のことくらい自分でやってよ!」と思ったり

「こんなに大変なんだから少しは気にしてよ!」
とイライラしっぱなしですよね。

 

でも、最初から諦めて自分ひとりで育児に関わっていると
後々もっと大変になったとき
頼りづらく旦那も関わりづらくなってしまいます。

 

「言わなくてもやってほしい」のは
痛いほどわかりますし何度も思いましたが

「言わないとわからない」のが現実です。

 

しかも数回

 

旦那が負担になり、育児が
辛くなることも沢山あると思います。

 

私は到底、一人で抱え込んで
育児が出来るほど器用でもなく
忍耐力もそれほどあるほうではないと
自覚しています。

 

夫に対するイライラを
子供にあたってしまったこともあり
今ではとても後悔していますし、反省しています。

 

でも、それだけ余裕が無いんですよね。

余裕が無い、助けてほしいことを
素直に旦那に伝えてみることも大切です。

 

意外と、頼られると嬉しい男の人も多いものです。

 

そして、何事も最初が肝心です。

 

これから子供が成長して大きくなっていっても
無関心、といったようにならないように
そして旦那が負担にならないように

上手い言い方で育児に参加してもらい
余裕の在る子育てを目指して頑張りましょう!